Hiroyuki Minegishi's Website
http://www.e-giin.net/_image/common/blank.gif

 

http://www.e-giin.net/_top/get_image_title.php?sid=1328500144&parts_id=12&id=minegishi&title_image_no=2045

http://www.e-giin.net/_image/common/blank.gif

http://www.e-giin.net/_image/common/blank.gif

身近に起こった様々な地域情報、みねぎし情報をトピックスとしてお知らせします

 

  

若者の就労支援のためにスーツの寄付を

2009.7.8    

 

 

[Recycled-Suits for Youth Project]

 現在、私たちは独自の若者支援事業「若年者就労基礎訓練プログラム
 (通称:ジョブトレ)」を実施しています。その経験とノウハウを活かし、
 東京・埼玉・大阪にて、官民協働型の若年者向け就労支援事業を実施してい
 ます。

 各事業所では、500名から1,000名を超える働く意欲のある若者が登録し、
 社会的/経済的自立を目指して活動しています。多くの若者が成長過程のなかで
 何らかの困難を抱え、長期継続的に働けませんでした。しかし、彼ら/彼女らは
 「社会の一員として働きたい」という強い想いを抱え、日々、就職活動をして
 います。(現在の経済状況は非常に強い向かい風です) 

 官民協働型機関を通じ、私たちは年間延べ30.000名の就労サポートを無料提供
 しています。しかし、若者が就職活動に際し、一つ大きな課題に直面しました。

 それは「スーツ」です。

 アルバイトにせよ、正社員にせよ、採用面接にはスーツ着用が求められますが、
 その「スーツ」が高いハードルになっているのです。

 ---スーツを購入することが困難な(家庭)状況/環境にある若者がいます---

 これは家庭所得や家族関係などが大きく影響しています。利用者には、
 事情により家族には秘密で来所されている若者もいます。スーツ一式
 (ネクタイ・ベルト・靴など)が購入できずに、就職活動が進まない。先進国
 に暮らす私たちには想像し難い状況にある若者が、この日本にいます。 

 採用面接にスーツを準備できない若者は、社会性の欠如が理由で採用に至らない
 ことがあります。スーツ着用の有無と採用可否の関係性の実際はわかりません。
 しかし、若者自身は「スーツがないと採用されない/仕事に就けない」ことと、
 「仕事に就けなければスーツが買えない」ことの狭間で停滞し、徐々に
 絶望していきます。スーツが買えないだけで未来を諦めざるを得ない若者が
 いるのです。

 ---スーツが準備できないだけで、「働く」にたどり着けない現状を変えたい---

 私たちは、私たちがサポートしている機関のみならず、同様の課題を抱える
 機関とパートナーシップを構築し、スーツが準備できないがために就職活動が
 困難となる若者をサポートしたく[Recycled-Suits for Youth Project]
 立ち上げました。そして、この社会課題の解決のために、皆様の想像力と行動力を
 お借りしたいと思っています。

 皆様のタンスの奥に、使わないままとなっているスーツ・ネクタイ・ベルトは
 ありませんか。是非、[Recycled-Suits for Youth Project]にご参加いただき、
スーツ寄付による「社会投資」をしていただけませんか。

 

 

 [プロジェクトフロー]
 @皆様から「社会投資」として寄付いただいたスーツ・ネクタイ・ベルトは、
  NPO法人「育て上げ」ネット本部事務局でお預かり、整理致します。
 A各事業所・パートナー機関と協議し、事務局よりRecycled-Suitsを各地へ
貸与します。
 B各事業所・パートナー機関は、Recycled-Suitsを必要とする若者に責任を
  持って貸与します。

 ※Recycled-Suitsを活用する若者には、ご寄付いただいた皆様からの「社会投資」
 であることを伝えます。
 ご寄付いただいた皆様には、20093月頃に「Project Report」を送付/報告
致します。

 [Recycled-Suits Project事務局からのお願い]

 当該プロジェクトは、就労を目指す若者を「スーツの貸与」という形でサポート
するものです。皆様のご理解とご協力にあたり、以下の点をお願いさせて
 いただきます。

 ---寄付スーツについて---

 スーツの貸与を必要としているのは、概ね15歳から39歳までの若者で、
 さまざまな困難を抱えながらも就労/就職に向けて取り組んでいるものです。
 そのため、あまりに古い型のスーツ(例えば、20年前のもの)や、若者が
 採用面接を受けるにあたり、ふさわしくないと考えられるもの
(例えば、ダブル/派手な柄物)は、ご寄付であってもお受けできない場合が
ございます。

 ---寄付物品について---

 @スーツ(上下セット) Aネクタイ Bベルト

 ※@からBまでが揃っている必要はありません。
  ネクタイ・ベルト一本でも大変助かります。

 ---寄付物品の送付について---

 ご寄付いただける物品の送付は、原則、寄付者の皆様のご負担でお願い致します。
 大変厚かましいお願いではございますが、何卒、ご容赦ください。

 最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。
 [Recycled-Suits for Youth Project]は、私と当法人職員の何気ない話から
 始まったものです。就労/就職に際して、スーツを買うことができない状況にある
 若者がこんなにたくさんいるとは想像もできませんでした。採用面接にスーツ着用
 でない若者が来たら、皆様はどうお考えになりますか?きっと社会性のない若者
 であると判断されると思います。「スーツを買えない状況で、家庭にも恵まれて
 いない若者である」とは考えないと思います。

 もし、タンスの奥に眠ったままのスーツ、最近着られなくなったスーツ、内定が
 決まり着ることがなくなったリクルートスーツなどがございましたら、是非、
 「社会投資」として私たちの活動の先にいる若者にそれを託していただけ
ないでしょうか。

 私たちも、皆様に「若者の就職/就労」と「自立」という「社会リターン」を届け
 られるよう努力致します。
 何卒、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 理事長/工藤 啓

 ---お問い合わせ先---
 Recycled-Suits for Youth Project事務局
 担当:山本/田内
 〒190-0011 東京都立川市高松町2-9-22生活館3F
 TEL: 042-527-6051 FAX: 042-548-1368
 Web Site: http://ameblo.jp/rs4yp/  E-mail: info@sodateage.net